母性本能くすぐるタイプ

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ワタクシ的エネルギーバー○

FRUCTUSのグラノーラバーです。
今は取り扱いしてないのだけど、知人の店のオープンレセプションに行ったらお土産で手に入れた。

…嬉しいぞ!

手に持つとベタベタしてる。
市販のガリガリとか妙にしっとりとしたやつとは違う、ほどよいセミドライ。

手作りだから、それぞれのかたちがちゃーんと残ってて、それゆえにうまくまとめてかためるのが難しいのだ。

ムギュムギュのナッツやらドライフルーツが私の体温で崩れだしそう!

見ためはタフなのに暖かさに触れるとほろほろ崩れだすのね。繊細。

母性本能をくすぐるタイプね。

そもそもグラノーラ自体、女心をくすぐる食べ物なのだ。

でもひとつ言うけど、ダイエット食品じゃないから。


甘くていい匂い。はぁ。


このままそのまま食べるのがベストだけど、

ワタクシのオススメは、牛乳ディップ。
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冷たい牛乳をゆっくり染み込ませて

ほどけてしまう前にあーん。

あーん

心ほどけて
パワーチャージも完了。


それでは行ってきまーす。


まずは銀ダラみりん定

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先日、私はまた福岡にいた。
 
ランチのお店を決めかねて、詳しそうな知人に聞いたところ、「正福」を教えてもらった。

「正福」のある天神コアには初めて入った。ギャルビル化した店内に本当にこんな店があるのかと半ば疑いつつ進むと、確かにそれはそこにあった。
 
魅力的なメニューがずらっと並ぶから、
いつもなら悩んで悩んで旬のサンマを選んでしまうところだけど、今日はあらかじめ"まずは銀ダラみりん定"と教えられていたので迷わずに済んだ。
 
最初に熱々のお茶を出してくれるが、言えば水もくれる。女性は最初からご飯の量が少なめになっているが、言えば増やすことも、もっと減らすこともできる。
 
 
待つ間、私はコの字カウンターの中にすっぽりおさまる親父さんの声に夢中になっていた。
 
「魚の栄養ってほとんどは皮に詰まってるんだから残さないほうがいいよ」
 
「まずい魚は皮がぶよぶよしてるけど、新鮮な魚は皮がうまい!」
 
「炭水化物ダイエットがはやってるみたいだけど、あんなの5年後ガタがくるよ。ちゃんと食べな」
 
頑固な用で、しっかりお客さんの健康を思ってくれる感じ。残さないでほしいという気持ちが見え隠れして、健康ネタがちょこちょこ入るのだろうか。
 
ぶっきらぼうな言い方で、実はとてもお茶目な言いっぷりに、とても気持ちのよさを感じた。
 
 出てきた定食には
 
いい照りっぷりの銀だらと、おおきく薄切りになったにんじんとかぼちゃ、切り干し大根の小鉢とお味噌汁、そしてご飯。
 
タレの染み込んだパリパリの皮とそのままの淡白な味が残ったふっかふかの銀ダラ…
 
ふっかふか。白身がこんなにかわいいなんて。。。
 
 
ご飯に巻いて食べようと、皮だけそっとはがしていたら
 
「皮は味がしみてるから食べなね」
 
と即座に言われて、あせった私も少し声高に「もちろんです!」と答えた。
 
ゆっくり、ゆっくりいただきました。
 
 
ご馳走様です。
 
「馳走」って、「走りまわる」とか「奔走(ほんそう)」って意味があって、昔々に大事なお客さんをもてなすために遠くまで食材を調達した人達への感謝を表す言葉なんだそう。
 
食べ物の命にだけではなく、作り手にもちゃんと感謝を。
 
 
いつも、おいしいごはんをありがとうございます。

歯ごたえのない食感。

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先週、わたしはまた福岡に行った。

 

有休のほとんどを来福のためにつかっている。多分、ものすごい引力で心まるごと身体ごと引っ張られているんだと思う。もう魔力。

福岡にはわたしととても相性のいい魔物が棲んでるんだと思ってる。

 

さて、

 

今日は最近福岡で話題のお店、SYM。のタマネギのポタージュ(不定期メニュー)について。

 

私には、全ての料理のおいしさの大半は食感できまるものをいう思い込みがあった。

ここでいう私の「食感」ってのは、

いわゆる歯ごたえみたいなもので、「ぱりっ」とか「しゃきっ」とか「ちゅるん」とかそんな感じ。

 

だから「ぶにょん」とか「くっちゃんくっちゃん」みたいな変な擬音語になるやつは大概まずいと思っていたし、実際まずかった。

 

だから食感のことをいつのまにか「歯による、歯のための・・・」みたいな勘違いをしていて

そういえば「舌」の存在を忘れてました。ごめんね。

ここでおさらい。

 

しょっかん【食感】とは・・・食物を口の中に入れたときに、口の中や喉などで受ける感じ。歯触り、舌触り、喉越しなど。

 

口の中や喉などで受ける感じ。”

 

そうそう、そんな曖昧な感じがちょうどいい。それを思い出させてくれたのがSYMのポタージュだった。

 

ランチのコースで、なんか泡が出てきた。

ダブのCMみたいな泡ものってる!

 

匂いは思いっきりタマネギで、濃度で言えばニンニク並みの匂いがした「超玉葱」。

思わずひるんでしまったけど

 

でも味が

 

甘くって、やさしくって。

生まれて始めて歯はいらない、って思った。スプーンから先は舌ですくって感じる。口の中や喉で、精一杯受け止めた。

 

ダブみたいな泡にもちゃんと味があって、私はそれすらもものすごい感動できたのは、

 

高校生のときにスタバのスコーンにホイップクリームをつけてもらったら甘くなくて(つまり当時の私にとっては無味も同然)がっかりした経験があるからかもしれない。

 

このきらっと黄金に輝く雫がなんだったか思い出せなくて

でもすごくおいしかったのは覚えてる。

 

食感って良い言葉ね。

 

まだまだ知らないSYM。知りたいSYM。

 

の話。

marcello

https://instagram.com/p/4gLIeZBoyQ/

 

以前に、福岡のmarcelloのことをつづった。

 

福岡にいくと必ず、時間をたっぷり使って訪れる場所だ。

あんまりこういう言い方はステキじゃないけど、、、

初めて訪れたその日から、「私のとっておきの場所」だ。

 

だから福岡を訪れる人みんなに知ってほしくて、でも知られたくない気持ちもあって、ああでもやっぱり独り占めするなんてできないなぁ。

 

昔から、好きすぎるとうまく伝えられなくてもやもやすることも多いのだけど

最初はドキドキと上った階段を、今は音を立てないようにそっと、ワクワク駆け上がる場所になった。

 

みんなそうなるんじゃないかな・・

 

自分の中に眠っていたロマンチックな高揚感や

今の人生にあるはずのないノスタルジックな情動とか

空想につつまれたぼんやりとした暖かさ。

隠し部屋の奥に眠った、ひんやりと沈静な空気。

ついにはにおいまでわかるようになったり。

 

ここにくると普段言葉に出さない空想も想いも、するすると唇からこぼれてくる。

まるでここにくるのを、言葉にできなかった「言葉」が待っていたみたいに。

 

関東に戻ると、私は普通の私に戻るのだけど

なんだか今回の福岡では、いろんな人にあったし、いろんなものに出会ったし、いろんな出来事があって、どうやら頭の中ではまだ夢をみている。

 

覚めてほしくないような、覚めないといけないような。



 またね。

somethingusual.blog.houyhnhnm.jp

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椎茸 is like the Virgin Mary.

https://instagram.com/p/4bsnv5Boxr/

とてもしなかやで、美しく暮らしている人につれてっていただいたお店は、私の想像をはるかに超えて今年の食ベストTOP5にもうノミネートした。

(というか、そんなベストは今までなかったんだけど突然作った。)

「素材そのまま」とかよく聞くけどこれなんかまさに「姿焼き」

 

そう、「椎茸の塩焼き」というメニュー。

どこが焼いてるのかまったく分からなくて、煮ました?って聞いてるけど「塩振って焼いただけ」と。いまだ信じていないけど、本当にびっくりした。

 

見た目がエロス。

どこか官能的。そしてとても無垢で美しい。こんなこといったら本当に怒られそうだけどマリア様って呼びたくなった。はあ思い出すだけで涙でそう。

 

いまだかつて、こんなに椎茸を感じたことない。

たぶんこの先もない気がする。

もう感動を通り越してショック。ダシってすごいな、世界を揺るがすのもわかるね。あ、でもちょっとこれ塩辛いのだけど、ほんと日本酒と合うのだろうね。ビール飲んじゃったけど。

 

私もその女性も、しばらく言葉を失った味でした。

これ以外のメニューも本当においしくて放心。

 

お店の名刺ありますかとたずねたら、ちいさなコピー用紙に、HGP創英角ポップ体で店名とか電話番号がかかれた紙をいただいた。

 

一生大事にする。

10分あれば、

https://instagram.com/p/14kIkjho9s/

居心地がいい店とは、単に長居できる店とは限らない。


ソファがふかふかとか、隠れた穴場で自分だけが知ってるとか、空間の使い方が上手で光と緑が輝いてるとか…そういう場合も多いけど、そうじゃない場所もあるんだ。


福岡のÉCRUには、人が集まる。

次々立ち寄ってくる、という方が正しいのかもしれない。


通りに面したコンパクトな店内には代わる代わる人が訪れ、去って行く。


基本は立ち飲み。美味しいコーヒーとワインが愉しめる場所で、店主のタツヤさんがいつでも歓迎してくれる。


スタンディングを主とする店は、回転率を考えてることが多いけれど、立ち食いそばのような効率的な淡白さはここでは無縁。


ここに集まる人は、"ついつい"寄ってしまうのだ。通りに面する店の壁は大きなガラスになっていて、中に誰がいるかすぐにわかる。


30分…いや、たった10分時間があれば寄りたくなる。それは単なる隙間時間だったり、楽しい時間を過ごしたのちの、名残惜しい思いの果てに


「ね、ね、あと一杯だけ、エクリュに寄ってこうよ!」


なんて友人を誘ったり、誰がいるかな?なんてガラス戸を覗きこむうちに、ついつい一杯。そのうち二杯、そろそろ出ようかなんて思ったら知り合いが立ち寄ってきて、また一杯。



そんな場所なのだ。


一人で来たってなんてことはない、コンパクトな店内なので、周りを見渡せば誰かしらと目が合う。会釈をしたり、タツヤさんの仲介で会話が始まることもある。


無視できない距離感が、なんだかくすぐったくて嬉しくなるのだ。


不定期で行うイベントでは溢れんばかりの人が集う。


福岡旅で必ず寄る場所。


私もはるばる、


いや、


ついつい、福岡のÉCRUに立ち寄ってしまう一人である。


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イエスタデイ

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光ってるところに集まるのは虫だけじゃない。
 
飲み歩き後の私もまた、
 
ふらふらと吸い込まれていく。
 
3階の喫煙フロアには、関係性の見えにくい男女や仕事終わりのサラリーマン、2階の窓際には、話の絶えない若い恋人たちが楽しそうにしてた。
 
 
ビートルズがガンガン流れて、
ポスターや、絵や、ちょっとしたグッズもビートルズなのに、なせがエルヴィスプレスリーも。
 
とても安っぽい店。
 
ブレンドは260円。
 
うそなく安い店だった。
 
 
もっと近くにあったら、毎日この美味しそうな光に集まるのに。
 
 
「イエスタディ」は幼少期のオルゴールから流れる曲だった。
なれない祖母の家で眠るときに流す、思い出の曲だ。
 
そうそう、
 
こんな感じの、あったかい黄色いぼんやりとした記憶です。
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